プレミアリーグ第37節が現地時間7月28日~29日にかけて行われた。
第37節の総評
すでに優勝を決めたユヴェントスはカリアリと対戦。ジャンルイジ・ブッフォンなどを先発させつつ、クリスティアーノ・ロナウドやゴンサロ・イグアインなどがスタメンに入った。試合はカリアリが前半に2点を先制すると、そのままスコアは動かず終了。下位のカリアリが10試合ぶりの白星を王者から手にしている。
2位のインテルは7位ナポリとの対戦に。11分に、左サイドからの折り返しをダニーロ・ダンブロージオが押し込み、インテルが先制に成功する。後半に入ると、74分にはラウタロ・マルティネスがハーフラインをやや越えたあたりから長い距離を持ち運んで右足でミドルシュート。これがゴール右隅に吸い込まれ、インテルがリードを2点に広げる。結局、インテルが2-0で勝利し、連勝を達成。7試合負けなしで2位の座をキープしている。
3位のアタランタはパルマと対戦。前半終了間際に、パルマのデヤン・クルゼフスキが先制点をもたらすが、70分にアタランタが追いつく。ルスラン・マリノフスキが低い弾道で直接FKを沈めると、84分にはアレハンドロ・ゴメスが単独での突破から左足を振り抜く。正確なシュートがゴール左へと吸い込まれ、アタランタが逆転勝利を収めた。
また、4位のラツィオはブレシアに2-0と勝利。チーロ・インモービレが今季35得点目を挙げ、欧州ゴールデンシュー争いでロベルト・レヴァンドフスキを抜き、単独の首位に立っている。
2位インテルと3位アタランタ、4位ラツィオの勝ち点差は1であるため、最終節で順位が大きく変動する可能性も残っている。
11試合無敗と好調のミランは、吉田麻也が先発したサンプドリアを一蹴。先発したズラタン・イブラヒモヴィッチが2ゴール1アシストと圧巻の活躍を見せ、4-1と快勝を収めている。だが、5位ローマもトリノに3-2と競り勝ったため、12試合無敗で追い上げを見せたミランは今季の6位フィニッシュが決まった。
第37節の結果
パルマ 1-2 アタランタ
【得点者】パ:クルセフスキ(43分) ア:マリノフスキー(70分)、ゴメス(84分)
インテル 2-0 ナポリ
【得点者】ダンブロージオ(11分)、マルティネス(74分)
ヴェローナ 3-0 SPAL
【得点者】ディ・カルミネ(7分、11分)、ファラオーニ(47分)
ラツィオ 2-0 ブレッシャ
【得点者】J・コレア(17分)、インモービレ(82分)
サンプドリア 1-4 ミラン
【得点者】サ:アスキルセン(87分) ミ:イブラヒモヴィッチ(4分、58分、チャルハノール(52分)、レオ(90+2分)
サッスオーロ 5-0 ジェノア
【得点者】トラオレ(26分)、ベラルディ(39分)、カプト(66分、77分)、ラスパドーリ(74分)
ウディネーゼ 1-2 レッチェ
【得点者】ウ:サミール(36分) レ:マンコース(40分/PK)、ラパドゥーラ(81分)
カリアリ 2-0 ユヴェントス
【得点者】ガリアーノ(8分)、シメオネ(45+2分)
フィオレンティーナ 4-0 ボローニャ
【得点者】キエーザ(48分、54分、89分)、ミレンコヴィッチ(74分)
トリノ 2-3 ローマ
【得点者】ト:ベレンゲル(14分)、シンゴ(65分) ロ:ジェコ(16分)、スモーリング(23分)、ディアワラ(61分/PK)
第38節の日程・対戦カード
開催日 | キックオフ (日本時間) | 試合 | 放送・配信 |
---|---|---|---|
8/1(土) | 18:00 (翌1:00) | ブレッシャ vs サンプドリア | |
8/1(土) | 20:45 (翌3:45) | アタランタ vs インテル | |
8/1(土) | 20:45 (翌3:45) | ユヴェントス vs ローマ | |
8/1(土) | 20:45 (翌3:45) | ミラン vs カリアリ | |
8/1(土) | 20:45 (翌3:45) | ナポリ vs ラツィオ | |
8/2(日) | 18:00 (翌1:00) | SPAL vs フィオレンティーナ | |
8/2(日) | 20:45 (翌3:45) | ボローニャ vs トリノ | |
8/2(日) | 20:45 (翌3:45) | ジェノア vs ヴェローナ | |
8/2(日) | 20:45 (翌3:45) | レッチェ vs パルマ | |
8/2(日) | 20:45 (翌3:45) | サッスオーロ vs ウディネーゼ |
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