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サッスオーロ対ミランの見どころ | 日程・放送・配信予定 | セリエA第38節

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サッスオーロ対ミランの見どころ | 日程・放送・配信予定 | セリエA第38節DAZN
【欧州・海外サッカー プレビュー】日本時間5月23日1:00キックオフのセリエA第38節、サッスオーロ対ミランによる一戦を展望する。

試合の概要

11年ぶりのスクデットへ、あと1ポイントに迫るミラン。運命の最終節では、難敵サッスオーロと敵地で対戦する。

サッスオーロ(順位:10位 勝点50 | 13勝11分け13敗 | 64得点63失点)

すでに残留を決め、欧州カップ戦の出場もないサッスオーロ。その影響もあってか直近7試合で4敗(2勝1分け)と調子を落とし、第35節ではナポリに1-6と大敗を喫するなど心配されていたが、前節はボローニャに3-1と勝利を収めている。

そうして迎えるホームでの今季最終戦、現在離脱している選手の復帰はなさそうではあるが、主力組のコンディションは問題なし。アレッシオ・ディオニージ監督は自身のファーストチョイスでメンバーを組むことができそうだ。

優勝へ向けて猛烈なモチベーションを有するミランに対し、精神的には不利な状況に立たされることが予想されるサッスオーロ。しかしチームには実力者が揃っており、完成度も高い。ビッグクラブ相手でも一歩もひるまず戦うことができるチームだ。運命の最終節で、スクデット争いをかき回す可能性は大いにあるだろう。

注目選手:ドメニコ・ベラルディ

2012年のデビューからサッスオーロ一筋でプレーするイタリア代表FW。そんな右ウインガーは、これまでのセリエA15試合で10ゴール4アシストとミランを大の得意としてきた。そんな“ミラン・キラー”は、今季32試合で15ゴール17アシストとゴール関与数でキャリアハイのシーズンを送っている。彼とテオ・エルナンデスのマッチアップは、勝敗に直接影響を与えることになりそうだ。

予想スタメン(4-2-3-1)

GK:コンシーリ
DF:ミュルドゥル、キリケシュ、フェラーリ、キリアコプロス
MF:フラッテージ、エンヒッキ、ベラルディ、ラスパドーリ、トラオレ
FW:スカマッカ

ミラン(順位:1位 勝点83 | 25勝8分け4敗 | 66得点31失点)

前節ホーム最終戦で難敵アタランタに2-0と勝利し、4連勝を達成したミラン。サン・シーロは熱狂に包まれ、選手たちやステファノ・ピオリ監督を運命の最終節へと後押し。試合後の交流は感動的なものであった。

そうして迎えるサッスオーロとの最終節。11年ぶりの優勝を決めるためには、ドローでもOKな状況だ。圧倒的に有利な状況ではあるが、ピオリ監督は「まだ何も達成していない」と断言。チームに慢心はないだろう。主力の離脱者もシモン・ケアーのみで、心身ともに万全の状態で臨むはずだ。

1ポイントでも優勝を決められるが、敵地で引きこもって無失点を狙うのではなく、今季継続してきた前線からのソリッドな守備を軸に挑むことが予想される。サッスオーロという難敵には苦戦が必須だが、ギリギリの攻防を乗り越え、悲願のスクデットを手にできるだろうか。

注目選手:ズラタン・イブラヒモヴィッチ

ピオリ監督の就任と2019年の彼の加入から、今のミランは始まったと言っても過言ではないだろう。40歳という年齢もあって流石にフル稼働は難しくなってはいるが、試合に出場すれば重要な場面で確実に結果を残し、そしてそれ以上に若手選手のメンタリティに絶大な影響を与えたことは間違いない。そうして優勝まであと一歩と迫った中、先発出場ではなかったとしても、11年ぶりのスクデットを決めるのは、11年前のスクデットを知る“神”しかいない。

予想スタメン(4-2-3-1)

GK:メニャン
DF:カラブリア、カルル、トモリ、テオ・エルナンデス
MF:トナーリ、ケシエ、サレマーカーズ、クルニッチ、レオン
FW:ジルー

放送・配信予定

  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2022年5月23日(月)日本時間1:00
  • 実況:北川義隆
  • 会場:マペイ・スタジアム

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