新型コロナウイルスにより、中断されていたセリエAの再開が6月20日に決定。28日、イタリアのスポーツ相のヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏が明かした。
欧州の中でも深刻な被害を受けていたイタリアだが、セリエA再開は明るい兆しだ。3月9日に、欧州5大リーグでいち早くリーグ戦の中断に突入以降、無期延期となっていたが、およそ3ヶ月ぶりに"カルチョ"が戻ってくることになった。
中断時点では、首位ユヴェントスと2位ラツィオが勝ち点1の僅差でデッドヒートを繰り広げていた。中断前と対戦カードがが変わらないのであれば、ユヴェントスはボローニャと、ラツィオはアタランタとの試合になる。
また、準決勝ファーストレグを消化した時点で中断していたコッパ・イタリアは「6月13日～20日の間に完結したい」と話し、リーグ戦再開直前の1週間でユヴェントス対ミラン、ナポリ対インテルの準決勝セカンドレグ、そして決勝戦の計3試合を開催を予定している。
なお、インテル対ナポリの準決勝ファーストレグは、ナポリがファビアン・ルイスの得点を守りきり1－0で敵地にて先勝。また、ミラン対ユヴェントスの試合は、ミランがアンテ・レビッチの得点で先制したものの、退場者を出したこともあり劣勢に。最後は、ユヴェントスのクリスティアーノ・ロナウドが試合終了間際にPKを決め、1－1のドローで終わっていた。
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