前節ではサッスオーロに0-2とホームで敗れ、首位奪還の絶好のチャンスを逃した2位インテル。26日、首位ミランがウディネーゼと引き分けたことで、再びポイント差を縮める好機が訪れた。だがインザーギのチームは、19位ジェノアとの敵地での一戦において猛攻を仕掛けたにも関わらず、攻撃陣がまたしても沈黙。スコアレスドローに終わった。インテル指揮官は、勝利を逃した要因を分析した。
「我々の味方となるエピソードが起きなかった。また、最初の20分はもう少し上手くアプローチするべきだったと思う。相手にチャンスも与えてしまい、その後、修正を行った。極めて難しい試合だったが、後半は(ダニーロ)ダンブロージオのクロスバー直撃のほか、ラウタロ(マルティネス)や(ハカン)チャルハノールのシュートなど、ゴールに値するものだった」
「サッスオーロ戦とジェノア戦で40回ものシュートを放ったが、ノーゴールに終わってしまった。それでもインテルの攻撃陣がセリエA最強であることは変わらない。チャンスも作れていなかったら、もっと心配していたはずだが、チームは多くのチャンスメイクをした。ラストのところで冷静さを保つ必要がある。守備面は攻撃陣のサポートもあり、良かったと思う。あとはエピソードを上手く味方につけることができるようにしなければならない」
コッパ・イタリアやUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のリヴァプール戦を挟み、厳しい日程の中、戦いを続けるインテル。インザーギは、選手たちのメンタル面の疲労の蓄積を案じた。
「フィジカルの疲労というより、メンタル面の疲れが少しあるかもしれない。試合と移動が続いている。そうなるとメンタル面の疲労も蓄積する。だがフィジカル面でチームの状態は良い。これで公式戦4戦未勝利。こんな状況はこれまでになかった。もっと努力しなければならない」
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