昇格組サレルニターナとの敵地での対戦において最後まで手を緩めず、5-0と圧倒的な勝利を収めたインテル。これにより、セリエA6連勝で単独首位の座を守り、暫定2位のミランとのポイント差を「4」とした。指揮官インザーギはサレルニターナ戦を振り返り、自身の考えを示した。
「こういった試合においては、すべてを失う可能性がある。だからこそ、試合開始直後からしっかりとアプローチしなければならないことは分かっていた。そして選手たちはその通りにプレーしてくれた。相手は5バックを敷いていたが、やや高い位置だったので、我々はやるべきことをして上手くボールを動かすことができたように思う。数多くのチャンスを作り出し、集中力と決意をもってプレーすることができた」
チームはもはや、“アントニオ・コンテの遺産”と呼ぶべきではない。新しく生まれ変わった“インザーギのインテル”と言える。
「監督に就任してすぐに、選手たちは私を受け入れ、ついてきてくれた。すでにシーズン序盤のジェノア戦やボローニャ戦などでも、今日のような戦いぶりを見せてくれていた。確かに道中では、PKを失敗するなどしてポイントを取りこぼし、順位表で難しい状況にもなったが、自信を失ったりすることはなかった。こうして今、首位に立っているが、まだ長く険しい道のりが待っているはずだ」
最後にインテル指揮官は、心臓のトラブルにより戦列を離れていたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが退団したことに言及。「彼を指導することができずに残念だが、彼の幸運を心より祈っている」と述べ、植込み型の除細動器(ICD)を装着したままプレー可能なイタリア国外で再起を目指すエリクセンへエールを送った。
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