4日のイタリアダービーでインテルに敗れたものの、前節のカリアリ戦で2-1と勝利を収めた4位ユヴェントス。17日のセリエA第33節では、今月、首位ミランをスコアレスドローに持ち込んだボローニャとの対戦を迎える。アッレグリは、白血病の治療のために不在となる敵将シニシャ・ミハイロヴィッチにエールを送りつつ、対戦へ向けて警戒を強めた。
「良い状態で試合に臨めそうだ。残念ながらシニシャは不在だが、早期の回復を願っている。ボローニャは現在、フィジカルの状態が良い。ミラノで引き分け、前節はホームで勝利を収めている。倒すのは簡単ではないだろう。だが4位を確保する上でポイントをつかみ取る必要がある」
ユーヴェは現在、62ポイントを獲得して4位。前節終了時点では、背後に5ポイント差でローマが迫る一方、首位ミランとの差は6ポイントとなっている。アッレグリは、シーズン後半から追い上げを見せるチームに手ごたえを感じている。
「現時点では、チームに満足しても良いだろう。だがまだ、開幕当初からの目標である上位4位以内を達成できていない。シーズンは佳境に入った。絶対に最低でも4位を確保しなければならない。その上で可能な限りポイントを積み上げていくべきだ」
「UEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権の獲得には、少なくともあと10ポイント必要だ。今年のCL敗退は残念だったが、タイトルを1つも獲得できないシーズンも起こり得る。将来を描く上での土台を築くことができたかどうかを判断するべきだろう」
続いてアッレグリは、前節のカリアリ戦で躍動したFWパウロ・ディバラや新エースのFWドゥシャン・ヴラホヴィッチに言及した。
「ディバラはコンディションが上がり、良いパフォーマンスを見せている。だが彼にとってケガやさまざまなことに悩まされた1年だった。ディバラは調子が良いが、チームも調子が良い。選手全員に多くを期待している。ヴラホヴィッチには得点王になるという野心を抱いてほしい。それは、彼がゴールを量産し、上位4位以内への道が確保されることを意味するからだ。彼は明日もプレーするだろう」
放送・配信予定
- ユヴェントス vs ボローニャ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年4月17日（日）日本時間1:30
- 実況：中村義昭
- 会場：アリアンツスタジアム
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