6位ローマは18日、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いる3位アタランタとの上位対決へ挑む。指揮官のモウリーニョは、2016年からアタランタの指揮を執るガスペリーニとの違いを指摘しつつ、敵地での勝利に意欲を見せた。
「アタランタは非常に安定していて素晴らしいクラブだ。かつては中堅クラブだったが、現在はUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）出場レベルのチームとなり、リーグ戦ではスクデットを懸けて戦っている。一方のローマは、新オーナーに交代したばかりだが、こちらも素晴らしい仕事をしているように思う」
「私とガスペリーニの大きな違いは、彼がアタランタで6年目であるのに対し、私はローマで6カ月しか指導していない。これは、長年にわたってトレーニングを指導してきただけでなく、補強の機会が12回もあったことを意味する。対する私は1回しか補強できていない」
「2つのクラブの間に大きな違いはあるが、私は1つ確信していることがある。我々は勝利を収めることができるということ。私は引き分けを望んでいるわけではない。カルチョはカルチョだ。ローマには、チームワークの精神があり、素晴らしいチームだ。非常に高いクオリティを持つ相手に対してリスペクトをもって実力試しをしたい。勝つためにベルガモへ行く。この試合に負ければ、UCL出場の望みが消えるとか、勝てばチャンスがあるとか、そういったことは考えたくない」
続いてモウリーニョは、自陣の台所事情について言及。「（クリス）スモーリングは回復し、問題なくプレーできる。（ニコロ）ザニオーロも良いプレーを見せており、精神面も良い。先発出場するだろう。（ロジェール）イバニェスの回復状態はまあまあと言ったところだ」と説明した。
最後にローマ指揮官は、改めてアタランタのクラブ経営について触れ、リスペクトを示した。
「アタランタの取り組みは非常に好きだ。私は長い間、さまざまなクラブを渡り歩き、非常に高額で極めて積極的な補強を目にしてきた。私はアタランタのようなプロジェクトに憧れを持っている。賢いメルカートを行い、チームは強い。それに財政的にも安定している」
放送・配信予定
- アタランタ対ローマ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2021年12月18日（土）日本時間23:00
- 会場：ゲヴィス・スタジアム
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