マウリツィオ・サッリ率いるラツィオは、29日のセリエA第14節において、首位ナポリと敵地で対戦。ドリース・メルテンスにドッピエッタ(1試合2得点)を許すなどして0-4と完敗し、前節のユヴェントス戦に続いて2連敗を喫した。
ラツィオの主将インモービレは、大敗に落胆するサポーターへ謝罪の言葉を述べた。
「サポーターは正しい。こんな酷い見せ物を見せられて残念なはずだ。チームの代表として、僕から謝罪したい。主将として、このようなパフォーマンスは受け入れがたいと思っている。試合開始から自分たちを表現することに苦しみ、ナポリの独壇場だった」
「僕らは近年、ユヴェントスに次いで最も多くのタイトルを獲得してきたチームで、それなりのパフォーマンスができるはずだ。実力があるなら、それを発揮すべきなんだ。僕が頭にきているのはそこだよ。いまは継続性を示していくべき時なんだ。サッリは良い仕事をしているが、選手たちがあんな形でナポリ戦へ臨めば、当然負ける」
さらにインモービレは、イタリア代表の同僚であり、ペスカーラ時代のチームメートだったナポリの主将ロレンツォ・インシーニェに言及。「僕にとって兄弟のような存在だ。過去にいろんなことを分かち合ってきた彼と、こうしてセリエAの舞台で戦っている」と述べた。
一方、ラツィオ指揮官のサッリも、ナポリでの敗戦に苦い思いを口にした。
「ピッチにおいて、ナポリが最も強いチームだと思う。私の印象では、ナポリは他の上位のチームを上回る。我々は決意の感じられない試合をしてしまった。チームは、継続してインテンシティの高い試合をすることに苦戦している。3日ごとに試合があっては、なおさら難しくなる。失点が多い? この好不調の波の原因を突き止め、修正していく必要がある。今夜はこんな試合を予想していなかった」
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