20日(日本時間)に行われたセリエA第18節において、ミランとの上位対決を制し、2位へと浮上したナポリ。ルチアーノ・スパレッティのチームは、1989-90シーズンを最後に遠ざかるスクデット獲得の夢へ向かってまい進するが、そんな中、主将インシーニェの去就が注目を集めている。
ナポリ生え抜きの30歳FWは、今シーズン終了後にクラブとの契約満了を迎えるが、現時点で契約延長のめどが立っておらず、来夏のカナダ移籍の噂も囁かれている。過去にナポリ指揮官を務めた経験を持ち、ペスカーラではインシーニェを指導したこともあるゼーマンは、イタリアラジオ局『Radio Kiss Kiss Napoli』のインタビューにおいて、かつての教え子にアドバイスを送った。
「まだ高いレベルでのプレーを望んでいるのなら、カナダに行かないことを勧める。私に対しては常に、ナポリ愛を語っていた。だから彼がナポリに残留することを願っている。私の元でペスカーラにいた頃は、いつもナポリへとんぼ返りしていたくらいだよ」
さらにチェコ人指揮官は、ローマにおけるスパレッティと元イタリア代表フランチェスコ・トッティとの間のトラブルを振り返り、インシーニェがクラブ退団へと追い込まれたトッティの二の舞にならないかと案じている。「スパレッティは優秀な指揮官だが、トッティに関して過ちを犯した。インシーニェとはもう少し上手く行くことを願っている」と述べた。
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