ミランのパオロ・スカローニ会長が相次ぐ主力選手のフリーでの退団について、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組「ラ・ポリティカ・ネル・パッローネ」で語った。
2020-21シーズンはセリエAで熾烈な優勝争いを繰り広げながら2位でフィニッシュし、2013-14シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場を決めたミラン。しかし、これまでチームを引っ張ってきた守護神ジャンルイジ・ドンナルンマ、背番号10を背負っていたハカン・チャルハノールが契約満了をもってフリーで退団することが決定的となっている。
主力を相次いでフリーで失うことになるミランだが、スカローニ会長は明確なルールを設けているようだ。「選手の年俸に関して上限を決めている。選手がそれ以上を求めるのであれば自由に選択すればいい」とし、両者について語った。
「ドンナルンマに対しては重要なオファーを提示したが、(引き留めるのに)十分ではなかった。ジージョは長年過ごしたミランでの快適な生活から抜け出したいという話をどこかで読んだよ。プロとして良いことであるし、ミランでは常に素晴らしい振る舞いをしていた」
「チャルハノールには適正なオファーを提示したつもりだが、他のクラブからより高額なオファーを受けたのであれば、プロである彼にとって良いことだろう。選手それぞれが自由意志で選択できるわけで、不満を言うつもりはない」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。