今シーズン開幕から無敗の快進撃を続け、首位ナポリと並ぶ32ポイントを獲得して2位につけるミラン。21日に行われるセリエA第13節では、指揮官ステファノ・ピオリの古巣フィオレンティーナとの対決を迎える。ミラン指揮官は、21歳のセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチを擁し、現時点で7位と好調の対戦相手を警戒した。
「相手は守備陣に欠場者が出ているというが、私はそういうチームを常に警戒している。我々のチームでもあったことだが、そういう時こそエネルギーや決意が高まるものだ。それに、強いアイデンティティを持つチームであり、出場する選手は何をすべきかを理解してピッチに臨むだろう」
「フィオレンティーナは非常に難しく手ごわい相手だ。素晴らしいクオリティを持つうえ、団結して高いインテンシティでプレーする。相手のプレッシャーをかわせるよう、技術面で正確性が求められる。冷静に素早くパス回しをし、与えられたチャンスを活かさなければならない」
「またヴラホヴィッチに関して言えば、非常に大きく成長した。私は彼がまだかなり若かった頃に指導した経験があるが、あの頃からすでに、偉大な潜在能力が垣間見えていた。チームはフィオレンティーナとの重要な一戦へ向けて良い準備をしてきた。集中して試合に臨まなければならない。これから年末まで勇気と決意をもって取り組んでいきたい」
なお、フィオレンティーナ戦では、FWアンテ・レビッチとDFダヴィデ・カラブリアがケガで欠場。1トップには、FWズラタン・イブラヒモヴィッチもしくはFWオリヴィエ・ジルーのどちらかコンディションの良い選手が起用される。
「チームの状態は良いが、カラブリアとレビッチのことは残念だ。ジルーとイブラについてはまず、コンディションを確認したい。状態が良い方がプレーする。それから相手に応じて個々の特徴も考えていきたい。全員が強い選手だが、それぞれの特徴は違う」
一方、フィオレンティーナの指揮官ヴィンチェンツォ・イタリアーノも、ミランとのビッグマッチへ意欲を見せる。
「今シーズン負けたことがないチームとの対戦になる。ミランは何でもできるチームだが、対する我々は、一度リードを奪われるとスコアを覆す力がない。だが、難しい状況から修正できる力を持つチームこそ価値のあるチームだ。ミランはスペースさえあれば、どんな相手でも困難に陥れることができる非常に強いチームだが、そんな相手を封じ込められるように努めたい」
放送・配信予定
- フィオレンティーナ対ミラン
- 配信:DAZN
- キックオフ:2021年11月21日(日)日本時間04:45
- 実況:八塚浩
- 会場:スタディオ・アルテミオ・フランキ
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