今シーズン、開幕から8戦無敗とリーグ戦で快進撃を続けるミラン。24日に行われる第9節では、シニシャ・ミハイロヴィッチ率いるボローニャとの対戦へ敵地で挑む。記者会見に出席したミラン指揮官ピオリは、3日の試合でラツィオに3-0と勝利を収めたボローニャを警戒する。
「ラツィオ戦のボローニャは相手の出方を待ち、素早いカウンターで勝利を収めた。ミハイロヴィッチのことはよく知っている。あらゆる状況を想定して準備をしてきたが、早いパス回しをすることが重要になるだろう」
ミランは20日にUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のポルト戦を終えたばかりであるうえ、負傷者や新型コロナウイルスの陽性者が相次ぎ、厳しい台所事情となっている。ピオリは自身の見解を示したほか、復帰から間もないFWズラタン・イブラヒモヴィッチなどの状況について説明した。
「難しい時期というわけではない。長いシーズンにおいて、このような時期があるのは当然だろう。競争力のあるチームであり、明日の試合の準備はできている。良いパフォーマンスを見せるために必要なエネルギーは回復できたと確信している」
「ポルト戦で不在だった(アンドレア)コンティと(サムエル)カスティジェホが戻ってくる。(フランク)ケシエは新型コロナではないが、1週間にわたって強い風邪症状が続いている。(アンテ)レビッチもまだ足首の痛みがある」
「イブラヒモヴィッチはトレーニングをこなしつつ、試合でプレーしていく必要がある。チームに合流してからちょうど1週間が経過したところで、出場時間は増えていくだろう。しかし彼か(オリヴィエ)ジルーのどちらを先発させるかは決めかねている。現状のコンディションでは、2人を同時先発させることはできない。コンディションが良くなってくれば、あり得るかもしれない」
24日のボローニャ戦は、ピオリにとってミランでの通算100試合目となる。
「明日の試合に集中しており、記録には気づいていなかった。もちろん、ここにいられることは素晴らしいし、居心地よく感じている。だが我々は現在のことを考えるべきだ。将来のことやリーグ戦のこと、UCLのことが騒がれているが、明日、良いプレーを見せることを考えなければならない。シーズンはまだ長く、自分たちの強みを継続して示していかなければならない」
放送・配信予定
ボローニャ対ミラン
配信:DAZN
キックオフ:2021年10月24日(日)日本時間03:45
実況:八塚浩
会場:スタディオ・レナート・ダッラーラ
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