スイス出身のレモ・フロイラー。地元のクラブであるヒンヴィールのユースチームで選手キャリアをスタートさせると、2005年にはヴィンタートゥールへと移籍。その5年後、18歳の時に2部の舞台でプロデビューを果たした。
2010年6月にグラスホッパーへ加入するも、なかなか出番を得られず。2011-12シーズンの後半戦から再びヴィンタートゥールへと復帰し、2部で経験を積むことに。順調な成長を見せると、2014年2月にルツェルンへと加入。一部リーグで2シーズン半をレギュラーとして過ごし、トップリーグでも戦えることを証明する。
そして2016年1月、セリエAのアタランタへと完全移籍。初の欧州5大リーグ挑戦をスタートさせた。加入後半年はサブ起用が続いていたが、2016-17シーズンの知将ジャン・ピエロ・ガスペリーニ就任がキャリアの転機に。指揮官の託す複雑な役割をこなしながら急成長。ポジションを勝ち取る。2018-19シーズンのクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(UCL)出場権獲得や、続く2020-21シーズンのUCLベスト8進出を主力選手として支えた。近年躍進著しいラ ・デーア(アタランタの愛称)の“心臓”として、活躍を続けている。
プレースタイル
フィジカル、スピード、テクニックに際立ったものはないが、あふれる献身性と圧倒的な運動量を誇る。ここ数シーズンは毎回セリエAの走行距離ランクも上位に位置。また戦術理解度も高く、ガスペリーニの変則的なマンツーマンシステムにおいて、様々なタスクを担当している。中盤中央に位置しながらピッチを駆け回り、時にはボールを持つサイドバックへの激しいプレスやボックスへのフリーランなど、高いワークレートを要求されているが、足も頭も止まることはない。現アタランタの“心臓”といって過言ではないだろう。
プロフィール・経歴
レモ・フロイラー/Remo Freuler
1992年4月15日生まれ 18cm 80kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2009-10 | ヴィンタートゥール | 2試合・0得点 |
2010-11 | グラスホッパー | 5試合・1得点 |
2011-12 | グラスホッパー | 7試合・0得点 |
2011-12 | ヴィンタートゥール | 14試合・2得点 |
2012-13 | ヴィンタートゥール | 35試合・3得点 |
2013-14 | ヴィンタートゥール | 21試合・3得点 |
2013-14 | ルツェルン | 12試合・1得点 |
2014-15 | ルツェルン | 33試合・7得点 |
2015-16 | ルツェルン | 18試合・1得点 |
2015-16 | アタランタ | 6試合・1得点 |
2016-17 | アタランタ | 33試合・5得点 |
2017-18 | アタランタ | 35試合・5得点 |
2018-19 | アタランタ | 35試合・2得点 |
2019-20 | アタランタ | 31試合・2得点 |
2020-21 | アタランタ | 14試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年1月18日現在)
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