ポーランド生まれのMFピオトル・ジエリンスキは母国クラブのザグウェンビェ・ルビンで育ったが、育成年代からイタリアの地にわたり2012年11月にウディネーゼでプロデビュー。以降、セリエAでのプレーを続けている。
2014年夏から2016年夏まではエンポリに期限付き移籍で加わり、当時指揮官を務めていたマウリツィオ・サッリ監督の下で成長。そのまま所属元のウディネーゼには戻らず、同指揮官の後を追うようにして2016年夏にナポリに完全移籍した。
ナポリでリーグ屈指のミッドフィルダーの1人として活躍するジエリンスキは、ポーランド代表としても各年代でプレー。2018年ロシア・ワールドカップ（W杯）の日本戦でもトップ下のポジションで先発出場していた。
プレースタイル
あらゆる中盤のポジションやウイング、セカンドトップを務めることができるジエリンスキの魅力は、稀有な攻撃センスだ。ボール保持時には2列目から推進力のあるドリブルで抜け出して相手の守備組織に混乱を生むプレーを得意としており、数的優位を作り出す。
また、キック精度も一級品であり、創造性あふれる縦パスで多くの決定機を演出。自ら得点を奪うこともあり、中盤のアタッカーとして必要な要素をすべて兼ね備えている。
動画：ゴール＆プレー集
プロフィール・経歴
ピオトル・ジエリンスキ／Piotr Zielinski
1994年5月20日生まれ 177cm・64kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2012ｰ13 | ウディネーゼ | 9試合・0得点 |
| 2013-14 | ウディネーゼ | 10試合・0得点 |
| 2014-15 | エンポリ | 28試合・0得点 |
| 2015-16 | エンポリ | 35試合・5得点 |
| 2016-17 | ナポリ | 36試合・5得点 |
| 2017-18 | ナポリ | 36試合・4得点 |
| 2018-19 | ナポリ | 36試合・6得点 |
| 2019-20 | ナポリ | 37試合・2得点 |
| 2020-21 | ナポリ | 19試合・4得点 |
※成績は国内リーグ（2021年2月17日現在）
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