セリエAの残留争い真っ只中にあるカリアリが22日、監督交代の大ナタを振るった。
エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を更迭し、その後釜としてレオナルド・センプリーチを招聘したことを発表している。新監督の契約は2022年6月30日まで。
1967年7月18日生まれのセンプリーチは04年、アマチュアのサンギミャナーノでコーチングキャリアをスタート。その後、アレッツォやフィオレンティーナのプリマヴェーラなどで研鑽を積み、14年12月に辿り着いたSPALでその名を轟かせた。
就任2年目にセリエB昇格を成し遂げると、翌16-17シーズンには昇格1年目のB制覇の偉業を達成。SPALにとって、49シーズンぶりとなるセリエAの舞台へと押し上げたのだ。そして2シーズン連続での残留に導くなど、文字通り叩き上げの指揮官として脚光を浴びた。
しかしセリエA3シーズン目に大苦戦。成績不振により、20年2月に監督の座を追われた。SPAL退団以降フリーだったセンプリーチは、約1年ぶりに"現場"へと舞い戻ることになる。
カリアリは公式サイトで「プロフェッショナリズム、柔軟性、実用性。チームの手綱を握る準備ができている」と紹介。最下位クロトーネと勝ち点3差、残留圏内の17位トリノとは勝ち点5差の18位(3勝6分け14敗)に沈むチームの立て直しを委ねた。
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