イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は、ユヴェントス戦におけるボローニャの注目選手に日本代表DF冨安健洋を挙げている。
新型コロナウイルスによる中断前の時点で暫定10位に位置し、UEFAヨーロッパリーグ（UEL）出場圏内の6位ナポリとの勝ち点差がわずか「5」と健闘を見せているボローニャ。22日に予定されているセリエA再開初戦の第27節では、王者ユヴェントスと対戦する。
『コリエレ・デッロ・スポルト』は、ボローニャが勝ち点を獲得するためのポイントが、26試合42失点を喫している守備にあると分析し、クラブでは改善方法やポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを封じる戦い方が検討されていることを紹介した。
具体的には、プレスを強化したうえで「最も手ごわい相手を3人によるマークで檻のように囲む」戦法とのこと。ボローニャのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督はこのある種で古典的な戦い方を「ダイナミックで現代的な形で実行に移すことを望んでおり、攻撃面も両立」させようとしているという。
そして、その“C・ロナウド徹底マーク”のなかでは「冨安が1人目の砦になる。2人目はダニーロで（ガリー）メデルがサポート役」だと報道。冨安を中心として欧州最高峰のストライカーを封じようとしていることが伝えられている。
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