イタリアの首都ローマで生まれたマッテオ・ポリターノ。2004年には地元の名門ASローマ下部組織に加入し、2012年夏に当時セリエC（3部相当）所属のペルージャへ期限付き移籍を果たすと、同年9月に19歳でプロデビューを果たした。
翌2013年にはセリエB（2部相当）のペスカーラへと完全移籍し、レギュラーの座を掴んで2シーズンにわたって活躍。そのパフォーマンスが注目を集め、2015-16シーズンにサッスオーロへと加入。ついにセリエAデビューを果たした。2017-18シーズンはセリエA36試合で自身初のシーズン二桁得点を記録。夏に名門インテルへとステップアップを果たす。
インテルでは当初レンタルで加入し、初年度はレギュラーとして活躍。2019年夏に完全移籍を果たした。しかしアントニオ・コンテ新監督には重宝されず、2020年1月にはナポリへと再び期限付き移籍。すると、半年間でコッパ・イタリア優勝を経験。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下、存在感を強めている。
プレースタイル
右サイドを主戦場とする左利きのサイドアタッカー。抜群のスピードとキレのあるドリブルから精度の高いクロス、カットインからパンチ力あるミドルシュートが最大の魅力。小柄ながら体は強く、攻守に無理の効く選手である。プレーのほとんどが足元からスタートするため、フリーランやポジショニングには難があるものの、前を向けばチャンスを作る。攻撃に彩りを加えるアタッカーだ。
プロフィール・経歴
マッテオ・ポリターノ／Matteo Politano
1993年8月3日生まれ 171cm 利き足：左
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2012-13 | ペルージャ | 28試合・8得点 |
| 2013-14 | ペスカーラ | 31試合・6得点 |
| 2014-15 | ペスカーラ | 41試合・5得点 |
| 2015-16 | サッスオーロ | 28試合・5得点 |
| 2016-17 | サッスオーロ | 32試合・5得点 |
| 2017-18 | サッスオーロ | 36試合・10得点 |
| 2018-19 | インテル | 36試合・5得点 |
| 2019-20 | インテル | 11試合・0得点 |
| 2019-20 | ナポリ | 15試合・2得点 |
| 2020-21 | ナポリ | 9試合・3得点 |
※成績は国内リーグ（2020年12月8日現在）
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