前節でナポリと引き分け、2位へと後退したインテル。今節では、トップに立つミランが前日にサレルニターナとドローに終わったことで、首位奪還のチャンスとなった。
しかしインザーギの率いるチームは、ホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァにおいて、今シーズンのリーグ戦でミランやユヴェントスに勝利を収めた難敵サッスオーロに苦戦。移籍市場でも注目を集める若手、ジャコモ・ラスパドーリとジャンルカ・スカマッカに得点を許し、0-2と敗れた。ミラノダービーから3戦未勝利となったインテル指揮官は、試合へのアプローチに失敗したことを認めた。
「素晴らしいカルチョを見せるサッスオーロとの対戦へ向けて、3日間準備をしてきただけに、今日のアプローチの仕方は非常に腹が立った。気を付けるべきだった。後半は何かを仕掛けようとする姿勢は見られたが、エピソードでも幸運に恵まれなかったように思う」
「かなりのチャンスを作ることができたが、試合を振り出しに戻すことはできなかった。ただ見ての通り、サッスオーロの方がフレッシュだったし、相手の功績もあるだろう。だがやはり我々はアプローチに失敗するべきではなかった」
中盤の要であるマルセロ・ブロゾヴィッチが累積により出場停止。クロアチア代表MFの不在の影響が散見されたほか、ラウタロ・マルティネスが決定機を外すなど、選手たちのメンタル状態も心配される。
「不安や緊張はなかったと思うが、フィジカルおよびメンタル面で疲労があり、精彩を欠いたように思う。守備面において、より上手く、慎重にプレーするべきだった。攻撃陣の得点がなかったことよりも、こちらの方が心配だ」
「どうしてこのようになってしまったのかは、今後、分析していきたい。頭を切り替え、不在の選手がいたとしても、より強くなれるように努めたい。スクデットを獲得しようとしているチームが、このような形でアプローチに失敗してはならない」
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