前節を終えて7勝4分1敗の成績で3位につける昨シーズンのセリエA覇者インテル。22日、ホームのジュゼッペ・メアッツァにおいて、32ポイントで首位を走るナポリとの直接対決に臨むと、FWラウタロ・マルティネスの6試合ぶりのゴールなどで3-2と勝利を収めた。インテルはこの結果、ナポリだけでなく、同節でフィオレンティーナに敗れたミランとの差を「4」へと縮めることに成功した。
これからUEFAチャンピオンズリーグ(CL)においても厳しい戦いが待ち受けるが、指揮官のシモーネ・インザーギは、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューにおいて、ナポリとの一戦が極めて重要な一戦であったことに言及。「選手たちにも話したが、この試合はリーグ戦においてカギとなる試合だった。そこで自分たちの実力を示し、非常に強いチームを倒すことができた」と喜んだ。
ヨーロッパ最強の守備陣から3ゴール
ナポリはジュゼッペ・メアッツァでインテル戦に臨むまで、今シーズンの失点はわずか「4」だった。インテルはそんなヨーロッパ随一の守備を誇る相手から3得点を奪うことに成功した。一方、インザーギは、自陣の守備に関し、「ビルドアップのところからボールを奪われて2失点を喫した。アディショナルタイムは8分間あり、ナポリのような重要なチームに苦しめられた」と振り返った。
その言葉通り、ナポリは終盤、猛攻を仕掛け、コンディション万全とは言えないインテルを脅かした。インテル指揮官は、「(エディン)ジェコは最高の状態ではなかったが、(ホアキン)コレアに小さなトラブルが生じたため、交代して途中出場させた。ベンチには彼しかいなかったからね。だが、よくやってくれた」と明かした。インザーギは終盤、イヴァン・ペリシッチに代えて、20歳のマルティン・サトリアーノもピッチに送り込んでいる。
PKキッカー序列、いつも通りのバレッラ
インテル指揮官は、選手たちに賛辞を贈る中で、PKキッカーの序列についても言及した。ナポリ戦では、ハカン・チャルハノールがまたしても、重要なPKを沈めたが、キッカーの序列に変化はあったのだろうか?インザーギは、「今朝、いつものようにウォーミングアップでチャルハとラウタロ、ペリシッチにPKを蹴らせたら、3人とも成功した。そこで『君たちで決めてくれ!』と伝えていた」と明かした。
インテルにおいては、MFニコロ・バレッラの存在も光り、試合において重要な役割を担った。インザーギは、「ナポリは通常、3人でビルドアップするのだが、今日は両サイドバックがあまり動かなかった。そこでこちらも修正し、バレッラが素晴らしい仕事をしてくれた」と振り返った。
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