ミランとの難しく、重要な一戦を制し、リーグ戦4試合ぶりの勝利で2位へと浮上したナポリ。主力メンバー5人が不在の中、サンシーロで90分間を汗水流して奮闘し、まさに偉業を達成した。ナポリ指揮官スパレッティは、5分のMFエリフ・エルマスの先制点を守り抜き、チームにふさわしい勝利を手にした選手たちに満足している。
「85分間、決してラインを下げなかったチームを誇りに思う。試合終盤は、(ズラタン)イブラヒモヴィッチや(オリヴィエ)ジルーのフィジカルに苦しめられた。我々は小柄な選手を中心にカウンターを仕掛けようとしたが、フィジカルの違いを見せつけられ、上手く行かなかった。それでも偉大な対戦相手に対し、我々も偉大なチームとしてふさわしいプレーを見せられたように思う」
「選手たちはコンパクトにまとまって奮闘し、お互いに助け合ってプレーしていた。直近の2敗はある意味、チームにふさわしくなかったが、選手全員がこの試合で重要な結果を出そうと、ナポリのために貢献してくれた。自信や熱意を失えば、ナポリのような重要なユニフォームは鉛のような重圧になる。だからこそここで結果を出すことは重要だった。選手たちはよくやってくれた。本音を言えば、私自身も一緒にプレーしたいと思ったほどだ」
またスパレッティは、記者会見において、4ポイント差のインテルが首位を走るスクデット争いについて問われると、自身の見解を示した。
「他のチームの結果を気にすることなく、自分たちが試合で勝利を収めることを考えなければならない。リーグ戦はまだまだ長い。それにアフリカネーションズカップという見えない敵も待っていて、まもなく選手たちがロッカールームから姿を消してしまう。だが、今日のような反応が見られれば、すべてがやりやすくなる」
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