この夏の移籍市場で大物ストライカー獲得を目指すバルセロナは、チェルシーFWロメル・ルカクを引き入れる可能性を模索しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
最初の獲得目標だったボルシア・ドルトムントFWアーリング・ハーランドはマンチェスター・シティとレアル・マドリードが財政的に決して手の届かない次元で争奪戦を繰り広げており、その次の目標だったバイエルン・ミュンヘンFWロベルト・レヴァンドフスキはバイエルンが放出を断固として拒否……。ストライカー獲得のプランAもBも実現が困難な状況を受けたバルセロナは、プランCとしてルカク獲得の可能性を探っているという。
インテルで95試合64得点という活躍を見せたベルギー代表FWは、今季チェルシーで12得点を記録するにとどまっており、ロンドンのクラブで満足していないとも報じられている。『マルカ』曰くバルセロナのマテウ・アレマニーFD(フットボールディレクター)は、そんな同選手の代理人フェデリコ・パストレージョと、すでに話し合いの場を持ったとのことだ。
バルセロナが実際にルカク獲得に動くとして、問題となるのは金銭的条件である。チェルシーは1年前、インテルに移籍金1億1500万ユーロを支払いルカクを獲得。元を取るまでには、あと9200万ユーロが必要となるが、もちろんバルセロナにそのような額を支払う力はない。『マルカ』は、ある程度の金銭支払いと年俸額を賄うレンタル移籍が、バルセロナにとって現実的な獲得手段との見解を示している。
関連記事
● フレンキー・デ・ヨング、今夏でのバルセロナ退団も…毎回60分での交代に納得いかず? | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。