バルセロナとの契約が不完全のままとなっているMFニコ・ゴンサレスに対して、欧州のその他のビッグクラブが興味を示しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
ニコは昨年5月にバルセロナとの契約を2024年まで延長。契約解除金は5億ユーロと高額に設定されたが、当時はまだBチーム所属だったために年俸などの条件は低かった。そうして迎えた今季、元デポルティボMFフランの息子はバルセロナのトップチームに定着することになり、今年1月には正式に同チームの選手として登録されている。
正式にトップチームの一員となったニコではあるが、バルセロナから受け取る年俸額は変わっていない。財政難に陥るバルセロナは今季、これ以上人件費を増やすことができないためだ。いずれにしろクラブと選手は今季中にも、新たな契約についての交渉をスタートすることが見込まれている。
そして『マルカ』によれば、そんな状況のニコに対して欧州の5つのビッグクラブが興味を示しているという。その内訳はプレミアリーグが3クラブ、ドイツが1クラブ、イタリアが1クラブで、マンチェスター・シティの名前だけが明かされている。
『マルカ』は、ニコ本人がバルセロナでプレーし続ける意思があるとしながらも、現状のバルセロナが他のビッグクラブと同じ年俸額を提示することが難しいことを指摘。加えてニコを本当に必要としているのならば、今夏の補強政策で彼の出場機会と成長を妨げる選手獲得をしない必要性も説いている。
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