マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、今季の優勝争いについて言及。今季が途中で中止となったとしても「スポーツマンとしてフェアじゃないといけない」として、リヴァプールにタイトルを与えるべきだと語った。ドイツ『ZDF』が伝えた。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各国リーグが中断となる欧州フットボール界。プレミアリーグも4月30日までの延期がすでに決まっている。また、現在はイギリス国内の感染者数の収束の見込みが立っていないため、今季の中止・無効を訴えるクラブが増加しており、今季の全日程を消化できるかは不透明な状況となっている。
第29節を終了した時点で2位につけるマンチェスター・Cのギュンドアンは、もしシーズンが途中で終了したとしても勝ち点差25を付けて首位に立っているリヴァプールこそが優勝にふさわしいと考えていることを明かした。
「僕の考えにはなるが、（リヴァプールの優勝で）いいと思う。スポーツマンとしてフェアじゃないといけないね。様々な意見があると思うよ。非常に良いシーズンを送ってきたクラブにとっては、今すぐ中止になるのは良いことではない。一方で、あまり良くないクラブや降格圏のクラブなどは、中止が良いと望むだろう」
また、今季中断中の給与について様々な討論が起こっている中、ギュンドアンは「アマチュアクラブなどは簡単にはいかないだろうし、選手の給与について議論するのは理にかなっている。僕個人としては、それ（給与の削減）でいいと思っている。正直に言えば、寛容にならなければいけないと思う。でも、反対する選手がいたとしても、それも許すべき状況だ」と自身の見解を示している。
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