フランス代表DFクレマン・ラングレは母国クラブのナンシーの下部組織で育ち、2014年夏に正式にトップチーム昇格。2年目の2015-16シーズンにはポジションを確保してリーグ・アン昇格に貢献した。
2017年1月からはセビージャに完全移籍して初の海外挑戦。欠かせない選手として多くの出場機会を得て成長を続けていく。2017-18シーズンにはクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)ベスト8進出を支え、その時点での公式ベストイレブンに選出された。
そして、争奪戦の末に2018-19シーズンから移籍金3590万ユーロでバルセロナに移籍。2018年10月末には移籍後初得点も決め、2019-20シーズンには同僚DFサミュエル・ウムティティが負傷を繰り返している影響もありレギュラーとしてプレーした。
プレースタイル
空中戦や一対一の守備などセンターバックとして基本的な対人能力にも優れるラングレだが、とりわけ足もとの技術やフィード能力、戦術眼はディフェンダー随一のものを備える。読みの鋭さは攻守に反映されており、ゴール前では最後の壁として幾度も相手のチャンスをつぶしてきた。
さらに判断の速さにも光るものがあり、ロングフィードだけでなく短いパスの交換でリズムを作ることもしばしば。動きながらフォアチェックを敢行する相手FWのポジションをずらすプレーからは高い知性を感じさせる。
プロフィール・経歴
クレマン・ラングレ/Clement Lenglet
1995年6月17日生まれ 186cm・81kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2013-14 | ナンシー | 3試合・0得点 |
2014-15 | ナンシー | 22試合・0得点 |
2015-16 | ナンシー | 34試合・2得点 |
2016-17 | ナンシー | 18試合・0得点 |
2016-17 | セビージャ | 17試合・0得点 |
2017-18 | セビージャ | 35試合・3得点 |
2018-19 | バルセロナ | 23試合・1得点 |
2019-20 | バルセロナ | 28試合・2得点 |
2020-21 | バルセロナ | 18試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年2月10日現在)
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