リヴァプールの最終ラインが緊急事態に陥っている。
リヴァプールでは現在、先月17日のエヴァートン戦で膝前十字靭帯断裂の重傷を負ったフィルジル・ファン・ダイクが手術を受けたことで長期離脱中。8日のマンチェスター・シティ戦で負傷したトレント・アレクサンダー＝アーノルドも12月まで離脱する見込みとなっている中、今週にはイングランド代表での練習中にジョー・ゴメスがヒザを負傷し、長期離脱が懸念されている。
ファビーニョも負傷離脱している中、当初のトップチームメンバーでセンターバックを務めることができるのはジョエル・マティップのみに。マティップ自身もコンディション管理に悩んできた選手だけに、今後の過密日程を戦ううえで不安が残る状況となっている。
イギリス『リヴァプール・エコー』は、移籍市場が開いていない現在、リヴァプールの補強案として、フリーの選手を獲得することが選択肢となると指摘。ファンが求める獲得候補になりつつある選手として、元アルゼンチン代表DFのエセキエル・ガライの名前を挙げている。
これまでにレアル・マドリードやベンフィカでプレーしてきたガライは現在34歳。今年2月にヒザの靭帯損傷で長期離脱となると、今年6月にバレンシアを退団している。今後、リヴァプールがガライらフリーの選手獲得に動くか、そして出場機会が増えそうな23歳のナサニエル・フィリップスら若手選手たちがどれだけ踏ん張れるかにも注目だ。
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