フィルジル・ファン・ダイクをはじめ、負傷離脱者が続出しているCBの補強が叫ばれるなか、リヴァプールが水面下でアタッカーの獲得に乗り出していたようだ。
ターゲットは「新たなブルーノ・フェルナンデス」と称されるスポルティングのペドロ・ゴンサウヴェス。"ポテ"の愛称でも知られる22歳は、2020ー21シーズンのリーガ・ノス(ポルトガルリーグ)で13試合出場12ゴールと大ブレイクしている。
ブラガの下部組織で育ったポテは、2015年夏にバレンシアU-19に移籍。2年後にはウォルヴァーハンプトンに加入するも、トップチームでチャンスを得るには至らず、19年夏に母国ポルトガルのファマリカンへ。ここで飛躍のきっかけをつかみ、今シーズンからスポルティングでプレーしている。
主にトップ下やインサイドハーフを務めるB・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)とは違い、ポテの主戦場は右ウイングでプレースタイルも異なる。先達ほどの創造性やパスセンスはなく、切れ味鋭いドリブルやゴール前の決定力が持ち味だ。
この逸材に接触を図っていたレッズだが、ポルトガルの『レコルド』によると、今冬の移籍市場デッドライン(プレミアリーグは日本時間2月2日8時まで)までの合意は困難に。これを受け、地元紙『リヴァプール・エコー』は「それよりCBが必要だ!!」と訴えている。
スフェン・ボトマン(リール)、イッサ・ディオプ(ウェストハム)、シュコドラン・ムスタフィ(アーセナル)、ロマン・サイス(ウォルヴァーハンプトン)といった名前が取り沙汰されるが、はたしてリヴァプールはデッドラインまでにCBの即戦力を確保できるだろうか。
プレミアリーグ王者が慌ただしい冬を過ごしている。
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