東京ヴェルディのアカデミーで育ち、ユース時代からタイトル獲得経験を持つDF畠中槙之輔は、2014年にトップチームに昇格。プロ入りから2年間はほとんど出場機会に恵まれずに過ごしたが、2016年に期限付き移籍を果たしたFC町田ゼルビアでブレイク。シーズンを通して試合に出続け、大きく成長した。
そして2017年に東京Vに復帰すると、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の下でさらに才能を伸ばし、格段に能力と技術が向上。組織的な守り方や緻密にボールを動かすことを習得した。それが功を奏し、2018シーズンの途中には横浜F・マリノスに引き抜かれると、さらなる飛躍を遂げる。
キャンプから参加した2019シーズンは開幕スタメンを勝ち取り、リーグ戦34試合すべてでプレー。DFチアゴ・マルチンスとのCBコンビは抜群の相性を見せ、15年ぶりのリーグチャンピオンに輝いた。また、個人としても初めて日本代表に招集され、A代表デビューを果たした。
2020シーズンはAFCチャンピオンズリーグに参戦するなど過密日程を強いられた中、様々な経験を積んだが、ケガやコンディション維持に苦しみ消化不良な1年になってしまった。今季は心機一転、背番号を4に変更。日本を代表するCBになるためにもこれまで以上の成長が求められる。
プレースタイル
ユース時代から足元の技術には定評があり、DFながら卓越したパスセンスは持っていた。プロ入り後はすぐにその能力を発揮することはできなかったが、年を重ねるごとに徐々に才能が開花。針の穴に糸を通すような1本の縦パスで攻撃のスイッチを入れられる攻撃センスを持っている。
それに加え、CBとして絶対的に必要な守備力が備わり、1対1や競り合いの強さを身に付けた。リーグタイトル奪還と代表定着に向け、どんな状況でも1人で守り切れる守備力に磨きをかけていきたい。
動画:プレー集
プロフィール・経歴
畠中槙之輔/Shinnosuke HATANAKA
1995年8月25日生まれ 184cm・80kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2014 | 東京ヴェルディ | 2試合・0得点 |
2014 | J-22 | 2試合・0得点 |
2015 | 東京ヴェルディ | 2試合・0得点 |
2015 | J-22 | 2試合・0得点 |
2016 | FC町田ゼルビア | 29試合・0得点 |
2017 | 東京ヴェルディ | 27試合・2得点 |
2018 | 東京ヴェルディ | 28試合・2得点 |
2018 | 横浜F・マリノス | 5試合・0得点 |
2019 | 横浜F・マリノス | 34試合・0得点 |
2020 | 横浜F・マリノス | 25試合・2得点 |
2021 | 横浜F・マリノス | 26試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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