プロ入り前は横浜F・マリノスのジュニアユース、横浜FCのユース、桐蔭横浜大学でプレーしてきたDF大﨑玲央は、北米サッカーリーグのカロライナ・レイルホークスでプロキャリアをスタート。そこで2年間プレーしたのち2016年に日本に帰国すると、横浜FCに加入した。
第4節レノファ山口戦でJリーグデビューを飾るなど開幕直後から最終ラインの一角として試合に出続けた大﨑は、翌年にステップアップするために徳島ヴォルティスに移籍。緻密なサッカーを展開するリカルド・ロドリゲス監督にも重宝され、DFリーダーとしてチームの中心を担った。そこでの活躍が認められると、今度は2018シーズンの夏場にヴィッセル神戸から引き抜かれる大きなステップを果たした。
神戸加入後すぐにポジションをつかむと、シーズン頭から戦った2019シーズンは3バックの中央でハイラインを敷く守備戦術を統率。右にDFダンクレー、左にDFトーマス・フェルマーレンを従え、攻守でチームが目指すサッカーの下支え役を務めた。クラブ史上初のタイトルとなった天皇杯優勝もこの男の奮闘抜きには語れないだろう。高い攻撃センスと恵まれた体格を生かした守備力を持つDFは2020シーズンに入り、アジアの舞台での戦いも経験。さらにタフとなった。今季はその力をクラブ史上初のリーグ制覇に注ぐ。
プレースタイル
最終ラインの中央でプレーすることが多い中で、まず目に付くのがハイレベルなパスセンス。ノンプレッシャーな状態から長短を選ばずどんな距離でもパスを通し、攻撃を組み立てる。
鋭いクサビのパスや大きく展開を変えるサイドチェンジなどシチュエーションに応じてパスを使い分け、ときには自らボールを持ち運んで攻撃参加することもある。CBとしての守備能力も高く、1対1のマッチアップでも強さを発揮する。
動画:プレー集
プロフィール・経歴
大﨑玲央/Leo OSAKI
1991年8月7日生まれ 187cm・82kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2014 | カロライナ・レイルホークス | 7試合・0得点 |
2015 | カロライナ・レイルホークス | 13試合・1得点 |
2016 | 横浜FC | 31試合・1得点 |
2017 | 徳島ヴォルティス | 27試合・0得点 |
2018 | 徳島ヴォルティス | 17試合・0得点 |
2018 | ヴィッセル神戸 | 17試合・0得点 |
2019 | ヴィッセル神戸 | 31試合・1得点 |
2020 | ヴィッセル神戸 | 24試合・0得点 |
2021 | ヴィッセル神戸 | 11試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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