ジュニア時代から柏レイソルのアカデミーに通い、U-15、U-18と黄色のユニフォームをまとってプレーしてきたDF中谷進之介は、クラブユース選手権の優勝や天皇杯本戦に柏U-18の選手として出場した経験を持つなど、その世代の先頭を走ってきた。
2014年にトップチームへ昇格すると、リーグ終盤にネルシーニョ監督に抜擢されてJ1デビュー。2016シーズンからはユース時代の指導者である下平隆宏監督がシーズン途中に指揮官に就任し、出番を増やしていった。終わってみれば、その年は30試合に出場。2017シーズンも引き続き主力としてプレーし、リーグ戦4位に貢献した。
しかし、2018シーズンは状況が一変する。AFCチャンピオンズリーグとリーグ戦の過密日程を強いられた春先に出場機会を失うと、夏場に名古屋グランパスへ移籍。10年以上プレーした柏を離れる決断をした。
新天地では加入直後からCBのポジションに定着し、主力として奮闘。昨シーズンは監督交代などに揺れたチームの中で唯一のフルタイム出場を果たし、獅子奮迅の活躍を見せた。さらに背番号を慣れ親しんだ4に変更した2020シーズンはさらなる堅守を構築。リーグ最少失点を達成すると同時に自身も2年連続フルタイム出場を飾った。今季は覚悟と責任をプレーに込め、自身初のタイトル獲得を目指す。
プレースタイル
丁寧なビルドアップや一発で局面を変えるロングフィードなど、柏レイソルアカデミー育ちのCBとしてプロ入り前から足元の技術には定評があった。プロ入り後もその武器を生かし、ポジションをつかんでいる。
そして、Jリーグの舞台で強力FW陣とのマッチアップを重ねたことで、そこに守備能力が加わりCBとして大きく成長。一つひとつのプレーに責任感も伴いはじめ、チームメイトを引っ張る力を身に付けた。
動画:プレー集
プロフィール・経歴
中谷進之介/Shinnosuke NAKATANI
1996年3月24日生まれ 184cm・79kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2014 | 柏レイソル | 5試合・0得点 |
2014 | J-22 | 6試合・0得点 |
2015 | 柏レイソル | 3試合・0得点 |
2015 | J-22 | 7試合・0得点 |
2016 | 柏レイソル | 31試合・2得点 |
2017 | 柏レイソル | 30試合・0得点 |
2018 | 柏レイソル | 7試合・0得点 |
2018 | 名古屋グランパス | 17試合・0得点 |
2019 | 名古屋グランパス | 34試合・1得点 |
2020 | 名古屋グランパス | 34試合・0得点 |
2021 | 名古屋グランパス | 37試合・2得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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