小柄な体格をハンディとせず、屈強な外国人FWにも臆せずにマッチアップを挑むCB。それがDF坂圭祐だ。
坂は四日市中央工業高校時代に主将として全国高校サッカー選手権大会でベスト4に輝き、進学した順天堂大学でも1年生のときから試合に出場。ユニバーシアード代表に選ばれた経験を持つ。その活躍が多くのクラブの目に留まると、数クラブからオファーがあった中で湘南ベルマーレを選択。2018年に加入するとルーキーイヤーからレギュラーポジションをつかみ取り、チームの中心として活躍した。
主に任される3バックの中央では最終ラインを統率。18年は明治安田生命J1リーグ第8節サンフレッチェ広島戦でプロデビューを果たして以降、順調に試合経験を重ね、第14節清水エスパルス戦からはシーズン終了までフルタイム出場を続けた。また、JリーグYBCルヴァンカップでも11試合でピッチに立ち1年目からファイナルの舞台を経験。決勝戦でも守備の要としてプレーし、タイトルを獲得した。
背番号を20から4に変えて挑んだ2019シーズンは、ケガの影響で序盤戦こそ欠場する試合が多かったものの、復帰後はポジションを奪いディフェンスリーダーとして君臨。チームとしては残留争いを強いられたが、最後尾で力強く踏ん張った。
さらなる飛躍が期待されたプロ3年目の2020シーズンは、1年を通してピッチに立ち続けたいところだったがまたしてもケガに泣きプロ入り後最低の19試合の出場に留まった。その中、今季からは初の移籍を決断。ポゼッションサッカーを志向する大分トリニータで勝負を挑むこととなる。
プレースタイル
CBとして174㎝の身長は決して恵まれていないが、それを十二分にカバーするジャンプ力は圧巻。自分よりも5㎝でも10㎝でも大きなFWに競り勝ってヘディングで跳ね返す。地上戦でも頭脳プレーで応戦。鋭い読みと粘り強さを生かしたマーク、巧みなラインコントロールで相手FWを惑わせる。
カバーリングの能力にも長けており、簡単には裏を取らせない。キック精度も高く、一発のロングフィードで攻撃の起点にもなれる選手だ。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
坂圭祐/Keisuke SAKA
1995年5月7日生まれ 174cm・72kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2018 | 湘南ベルマーレ | 25試合・1得点 |
2019 | 湘南ベルマーレ | 21試合・1得点 |
2020 | 湘南ベルマーレ | 19試合・1得点 |
2021 | 大分トリニータ | 18試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年12月8日現在)
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