ミランのステファノ・ピオリ監督が、ラツィオ戦へ力強く意気込みを語った。イタリア『メディアセット』が伝えた。
前節サッスオーロに痛恨の敗戦（1-2）を喫し、首位インテルとの差がさらに広がったミラン。1試合消化の多いアタランタにかわされ（勝ち点68）、4位ユヴェントス（同66）にも並ばれた中、26日には6位ラツィオとの重要な一戦に挑むことになる。
ピオリ監督は会見で、「（これまでの）32試合が物語ってるように我々はチャンピオンズリーグ（CL）出場に相応しい」と、CL出場権獲得へ向けてラツィオ戦の重要性を語った。
「我々はインテル以外の全チームよりも強かった。今は自分たちの野心を示さなければならない。今のポジションは幸運ではないんだ。そして、最後までこのポジションに相応しい戦いをしなければならない」
「（CL出場権争い中の直接対決は）2倍の価値がある。そして、我々にはまだそれが3つ残っている。ラツィオはポイントでは後れを取っているが、両者の将来にとって非常に重要な一戦になるだろう。もし勝てば、直接対決は重要なステップになってくれる」
また「CL出場権を獲得できなければ失敗か？」と問われると、「その方向で考える必要はない。自分たちの強さを示してきたし、最後までやり遂げなければ。この目標のために7チームが争ってきたのはわかっているし、最終的にたどり着けなかったら失望だろうね」とコメント。「直接のライバルはいずれも手ごわい。だが、ここまでは彼らの上に立つことができている。チームは決意と意欲に満ちており、前節のふがいない敗戦を払しょくしたい」と意気込んでいる。
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