イタリアのアタランタは現地時間10日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16（決勝トーナメント1回戦）第2戦バレンシア戦に臨む。指揮官のジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は「8強進出にはかなり自信を持っている」と語り、クラブに新たな歴史を刻みたいと意気込んだ。イタリア『スカイスポーツ』が伝えた。
昨季クラブ史上初となるCL出場を決めたガスペリーニ率いるアタランタは、今季そのCLの舞台で躍動。グループステージを突破すると、2月19日にはCLラウンド16第1戦で4-1の勝利を飾り、準々決勝進出に向けて大きなアドバンテージを手にした。
10日に敵地メスタージャで第2戦に臨むガスペリーニ監督は、大一番を前にクラブの歴史に刻むベスト8進出に向けて意気込みを明かした。
「当然、第1戦の結果を受けて8強進出にはかなり自信を持っている。突破を決めることができれば、選手たちやクラブ、サポーターにとって最高だろう。アタランタの歴史上、最高の成績を残していることはみんなが自覚している。だが、第1戦の結果に依存するようなことはあってはならない。実力を最大限に発揮できなくなってしまうからね。バレンシアは非常に手ごわい相手なんだ」
バレンシア対アタランタは無観客で行われることが決定しているが、ガスペリーニ監督は「イタリアやベルガモにいるのとかなり違った感覚だ。穏やかに到着できたが、ここはまるで1カ月前のイタリアのようだ。（街で何千人もの人がお祭り騒ぎをしている中、無観客でプレーする意味はあるのだろうか）と主張。続けて「とにかく明日の試合に集中していきたい。その後についてはまだ考えていない」と自身の思いを明かしている。
アタランタはクラブに新たな歴史を刻むことになるのか。CLラウンド16第2戦バレンシア対アタランタは、日本時間11日5時からDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定だ。
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