ボローニャのテクニカルディレクター（TD）を務めるヴァルテル・サバティーニ氏は、日本代表DF冨安健洋を元ブラジル代表DFマイコンに例えながら絶賛。地元メディア『E’Tv』のテレビ番組に出演し、日本代表DF冨安健洋について自身の見解を示した。
ボローニャは7日、セリエA第23節で強豪ローマと対戦した。敵地スタディオ・オリンピコで行われた試合は点の取り合いとなると、2-1で迎えた後半の立ち上がり51分にFWムサ・バロウが相手を突き放す3点目を奪取。この後の反撃を、右サイドバックに入った冨安を含めた守備陣が１失点に抑えて3-2で勝利した。
リーグ戦3連勝を飾って7位へと浮上したボローニャのサバティーニTDは、チームの守備陣について言及。昨夏にシント＝トロイデンから加入して以降、チームの主力の一人として存在感を示している冨安を絶賛した。
「彼はボローニャに残るだろうが、すでにマンチェスター・ユナイテッドでプレーできるレベルの選手だと思う。日本人らしい素晴らしい規律があり、自分のやりたいことに関して自分自身でプロジェクトを持っているようだ。彼ならどんな目標でも達成できると考えて良いだろう」
またサバティーニTDは「私がローマにいた頃、彼と同じ特徴を持った選手に出会った。ローマの右サイドを務めていたマイコンだ。冨安を見ていると、彼のことを非常に思い出す。冨安は21歳だが、将来、最高レベルまで到達できるだろう」と語り、右サイドバックとして躍動する冨安を元ローマのマイコンに例えている。
なお、このローマ対ボローニャの模様は現在、DAZN（ダゾーン）でハイライト視聴が可能だ。
存在感を増す冨安の所属するボローニャは15日（現地時間）、セリエA第24節でジェノアと対戦する。この試合はDAZN（ダゾーン）で日本時間16日2時からライブ配信される。
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