バルセロナの重鎮、ジェラール・ピケが現在のチーム状況について説明している。
現地時間23日に行われたラ・リーガ第6節カディスvsバルセロナの一戦は双方ゴールを決めることができず、スコアレスドローに終わった。後半途中にはフレンキー・デ・ヨングが2枚目のイエローカードを受けて退場処分になり、試合終盤には指揮官ロナルド・クーマンも退席処分を受けるなど、バルセロナとしてはネガティブなドロー決着に。
試合後、ピケはスペイン『モビスタール・プルス』のインタビューに応じ「フレンキーの退場がすべてを変えてしまった」と述べ、勝ち点の取りこぼしを悔やんだ。
「もしもこの試合は引き分けに終わると言われていたら、納得していなかっただろうね。僕らはここまで勝ちに来たんだ。前半はチャンスが少ししかなく、後半に入ってからいくらか良くなった」
「でもフレンキーの退場がすべてを変えてしまったね。最後までの30分は10人でのプレーを強いられ、とても難しい対応となった。どっちが勝ってもおかしくはなかったし、引き分けという結果はまだマシだったと言えるかもね。僕ら勝利を取り戻さなければいけない」
「フレンキーは退場になったけど、2枚目のイエローカードには値しなかったと思う。フレンキーの退場は不満だったけど、それよりも日程だろうね。なぜ僕たちを月曜(前節のグラナダ戦)にプレーさせるのか理解できないよ。ミッドウィークにバイエルンと戦った後、どうして次の月曜に試合を組むのかね。そうなると、僕たちは72時間以内に次の試合を戦うことになる。月曜、次に木曜、それから日曜に試合をこなし、その後にはチャンピオンズリーグもある。選手も人間なんだ。このスケジュールはおかしいと思うね」
そしてピケは確執の話が浮上しているジョアン・ラポルタ会長とロナルド・クーマン監督の関係についてもフォローの言葉を発している。
「僕たちは慣れのない日々を過ごしている。ここ数年はまさに激動だったし、会長や監督の交代があった。でもバルセロナはみんなが協力して落ち着いた環境をつくるべきなんだ。誰もがバルサの勝利を望んでいて、それをつかむためにはあらゆる方法がある。僕たちは不平も言い合えるけど、何より全員で同じ方向へ歩みを進めることが重要なんだ」
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。