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セリエA

ボローニャDF冨安健洋、CB起用の可能性も…開幕戦でイブラヒモヴィッチとマッチアップか

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ボローニャDF冨安健洋、CB起用の可能性も…開幕戦でイブラヒモヴィッチとマッチアップか(C)Getty images
【欧州・海外サッカー ニュース】ボローニャは現地時間20日の2020-21シーズン・セリエA開幕戦でミランと対戦。日本代表DF冨安健洋にはズラタン・イブラヒモヴィッチをマークする役割が与えられるかもしれない。

イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』がボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋に注目している。

2019年夏にボローニャに完全移籍加入し、右サイドバックのレギュラーを務めた冨安。本職ではないものの見事に適応してみせ、サプライズとして多くの称賛を浴びた。

それでも、チームを率いるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督は新シーズンから冨安を本来のセンターバックに戻すことを検討していることが伝えられる。実際、ボローニャは現地時間18日にベテラン右SBのロレンツォ・デ・シルヴェストリをトリノから獲得したことを発表した。

そして、冨安の起用法にも注目が集まる2020-21シーズンのセリエA開幕戦で、ボローニャはミランと激突。その場合はFWズラタン・イブラヒモヴィッチとマッチアップする可能性が高いことから、『コリエレ・デロ・スポルト』は「冨安、ズラタンのマークは火の試練に」と題した記事で以下のように分析した。

「すぐさまモルティローロ(自転車競技のジロ・デ・イタリアの難所モルティローロ峠)だ。リーグ戦の最初の行程はCB冨安にとって恐ろしく厳しいかもしれない。イブラヒモヴィッチとの対決は、日本人選手にとって開始直後に急な上り坂に遭遇するようなものだ」

一方、ミハイロビッチ監督はCBとしての冨安に期待を寄せている。

「トミと日々、心理面についても練習に取り組んだ結果、日本人選手が右SBで起用した時と同じようにCBとしても強い選手になると確信している」

とはいえ、イタリア紙は世界的なスーパースターとの対戦を「無敵のフィジカルを持つスウェーデン出身のフオリクラッセ(規格外の選手)イブラをマークすることはまさに偉業であり、月曜日は恐ろしいテストが待っている」と表現。冨安は、現地時間21日のミラン戦で早くも山場を迎えることになりそうだ。

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