ナポリは現地時間3日、主将を務めるイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェの負傷状態を発表した。
インシーニェは1日に行われたセリエA最終節ラツィオ戦に出場し、PKから決勝点をマーク。チームの3-1での勝利に大きく貢献したが、84分に左太ももを痛めた様子で涙ながらにピッチを後にした。
クラブの発表によれば、MRI検査によって左太もも長内転筋の腱へ部分的な損傷と骨挫傷が確認。離脱期間は明言されておらず、今後の経過を追っていくこととなる。
セリエAを7位でフィニッシュしたナポリだが、まだ2019-20シーズンの戦いは継続。8月8日には、UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）決勝トーナメント1回戦セカンドレグのバルセロナ戦を控えている。
本拠地でのファーストレグを1-1で引き分けているため、勝負の大部分がセカンドレグに託されている状況。主将の出場可否は大きく影響を与える要素となる。
とはいえ、『スカイスポーツ』はインシーニェが早期回復を目指して治療を続けていくと報道。間に合わなかった場合には代役として北マケドニア代表MFエリフ・エルマスもしくはメキシコ代表FWイルビング・ロサノの起用が濃厚と予想されているが、まずはバルセロナ戦出場を目指して調整を続けていくことになるようだ。
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