欧州サッカー連盟（UEFA）が主催する12日に行われるマンチェスター・ユナイテッド戦をはじめとしたUEFAヨーロッパリーグ（EL）ラウンド16の数試合が、無観客試合として行われることが決まったようだ。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、サッカー界に多大な影響を与えている。日本でも明治安田生命Jリーグが延期となる中、欧州ではイタリアとスイスでリーグ戦の延期が決定。フランスやドイツ、スペインでもスタンドが閉鎖された状態で試合が行われるなど、日に日に状況は悪化している。
さらに今週にはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）をはじめとした欧州のコンペティションで複数の試合が無観客で開催することが決定。11日のバレンシア対アタランタも無観客で行われていた。
そんな中、12日から始まるELラウンド16第1戦でも複数の試合がサポーターの立ち入りを規制して行われることが決まった。敵地、オーストリアでLASKと対戦するマンチェスター・Uは、10日に「オーストリア政府の指導を受け、UEFAとLASKから木曜日のヨーロッパリーグがスタンド閉鎖の下で行われると伝達があった」と声明を発表。無観客で試合を行うことを明かした。
また、12日のELラウンド16第1戦では、その他にもセビージャ対ローマやオリンピアコス対ウォルヴァーハンプトン、インテル対ヘタフェなどがスタンドを閉鎖して開催される予定。いずれの試合もDAZN（ダゾーン）ではライブ配信される予定となっている。
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