J1のみが開催された14日、首位の川崎フロンターレは昇格組のアビスパ福岡と、2位につける名古屋グランパスはホームでサンフレッチェ広島と対戦した。
雨が降りしきる中で行われた川崎Fと福岡の一戦は打ち合いの展開に。立ち上がりからどちらにもチャンスが生まれる展開となると、19分にセットプレーの流れからFW遠野大弥が古巣に恩返し弾を決めれば、前半のアディショナルタイムにはMFエミル・サロモンソンが素晴らしい直接FKを沈め、同点のまま後半へと折り返した。
後半は川崎F優勢で試合が続く中、55分に遠野のシュート性のボールをFW知念慶が合わせて追加点をゲット。終盤は福岡に押し込まれる時間帯もあったが、後半のアディショナルタイムにDF山根視来がダメ押しとなる3点目を奪い、3-1で首位の川崎Fが勝利した。
名古屋と広島の試合は、前半の22分にCKから主将のDF丸山祐市がヘディングで決めて先制点を奪取。その後、拮抗した展開の中で最後まで無失点を貫いた名古屋がウノゼロの勝利を飾り、9試合連続無失点となっている。
その他の試合では、上位につけるセレッソ大阪は昇格組の徳島ヴォルティスと対戦。徳島のFW宮代大聖のゴールで先制を許すと、一度は追いついたが、ゲーム終盤にオウンゴールを許してしまい1-2の敗戦となった。もう一つのサガン鳥栖対ガンバ大阪では、先発出場した宇佐美貴史が後半に値千金のゴールを奪取して1-0で勝利。G大阪は今季初勝利となった。
■4月14日開催 結果
・J1第18節
C大阪 1-2 徳島
鳥栖 0-1 G大阪
・J1第19節
川崎F 3-1 徳島
名古屋 1-0 広島
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