ホーム25試合無敗中。近年、Jリーグで圧倒的な力を見せている川崎Fは、新たな勲章としてホーム26試合無敗の記録達成を目指してC大阪と対戦した。
しかし、多くの注目を集めた一戦は、思いもよらぬ展開となる。立ち上がりこそ拮抗した展開で推移したが、13分に一つのミスを起点にMF乾貴士のゴールを許して失点を献上。これで攻守にバランスを崩してしまうと、その後もミスをきっかけに2つの失点を喫し、前半だけで3点のビハインドを追う展開となってしまう。
この状況を変えようと、鬼木監督はハーフタイム明けに4枚の選手を投入。一気に流れを変えようと試みた。だが、悪い流れは止まらず、5人目の選手を投入した直後に4失点目。終盤にFWマルシーニョのゴールで1点を返したが、そのまま試合は1-4で終了し、ホーム無敗の新記録達成とはならなかった。
試合後、鬼木達監督は「久しぶりのホームで、多くの失点をして負けた。すごく悔しいし、申し訳ない」とした上で、「自信を持ってプレーしないといけない。自分自身もそういう環境を作らないといけなかった」と悔しさを口にした。
決して序盤は悪くなかった。普段以上に良かったとは言わないが、少しずつ相手を崩していくこれまで通りの川崎Fだったように思う。それでも一つのミスで失点を喫し、攻守に自信を失ったことで、強気な攻めが影を潜めてしまった。
「今日の試合に選手を送り出すとき、ゴールにこだわっていこうという話をしていました。失点した後も、ボックス内で最後1点を入れたようなシーンのように、ああいうところに強気に入れていくことが必要だった。もっとチャレンジしていく環境を作らないといけないと思う」
いまだ首位をキープしているが、今季2度目の敗戦。ここで立ち止まっているわけにはいかないだろう。「自分たちから仕掛ける、戦いに行くというのを前面に出せるようにするためにも、一人ひとりにいろんな働きかけをしたい」と語った鬼木監督。この敗戦をどう糧にしていくかが注目される。
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