「自分たちは攻撃で違いを見せるチーム」。名古屋戦に向けて川崎Fの鬼木達監督は“チャレンジ”を強調 ｜ Jリーグプレビューショー

昨季の王者・川崎Fは今季もリーグを席巻している。ここまで12試合を終えて10勝2分。無敗でリーグの先頭を走っている。

ただ、この状況に甘んじていないのが川崎Fの強さでもある。5年目の指揮を執る鬼木達監督は「ここまで負けていないのは、選手の頑張りとして評価できる」と語りつつも、「そうは言っても2つ引き分けているわけで、勝ち続けたい思いが強い」と、2つの引き分けに対して悔しさを口にした。

一方で、「まずは自分たちの形、サッカーを追い求めるのが自分たちに一番必要なこと。相手にとって一番脅威なことだと思っている。とにかく突き詰めたい」と、今のスタイルをさらに進化させていくことが重要だと明かしている。

木曜には名古屋との首位攻防戦が待つ。川崎Fとしては勝って差を広げたい試合ではあるが、昨年のアウェイ戦で敗れているように簡単な試合にはならないだろう。鬼木監督はこの試合が全てではないものの、「大事な試合になることは間違いないし、そこへのこだわりは強い」と語気を強めた。

「自分たちは攻撃で違いを見せるチーム。そこにはチャンレジしないといけないと思っていますし、自分たちの攻撃の現在地を見られるゲームでもあると思うので、大胆さと質のところを求めながらやっていきたい」と名古屋戦への意気込みを明かした鬼木監督。名古屋との大一番を攻撃で圧倒できるか注目だ。