昨季王者の横浜FMが“お得意様”をホームに迎える
横浜F・マリノスのJ1王座への道のりはちょうど1年前、パナソニックスタジアム吹田でのガンバ大阪戦から始まった。
3−2で勝利した開幕節を皮切りに、横浜FMは22勝4分け8敗で勝点70を積み重ね、15年ぶり4度目のリーグ王者に輝いた。連覇を目指す今季は、奇しくも1年後の2月23日、同じG大阪をホーム日産スタジアムに迎えて幕を開ける。
横浜FMは昨季、ハイライン&ハイプレスを用いた攻撃的サッカーを完遂し、リーグ最多の68得点をマークした。今節での注目ポイントの一つは、横浜FMが「3得点」を挙げるかどうか。昨季のG大阪戦では、アウェイで3-2、ホームで3-1の勝利を収めている。それだけでなく、アンジェ・ポステコグルー監督が就任した2018シーズン以降、カップ戦を含め計6回対戦し、4試合で3得点以上を挙げている。超攻撃的サッカーを志向する現在の横浜FMにとってG大阪は“お得意様”と言っていい。
ただし、今季のG大阪には一味違った期待感がある。今オフ、Jリーグきっての目玉補強としてトゥールーズ(リーグ・アン/フランス)のから昌子源を完全移籍で獲得。DFの三浦弦太とキム・ヨングォン、GKの東口順昭と各国代表経験を持つ選手たちで形成する守備陣で、横浜FMの強力な攻撃陣に対抗する。さらに、宇佐美貴史、アデミウソン、新加入の小野裕二など生きの良い攻撃陣も揃う。ポゼッションサッカーを軸とする横浜FMの隙を突いて得点を重ねることができれば、王者の出鼻をくじくことも可能だろう。
また、2年ぶりにJリーグ復帰を果たした昌子は、同じ1992年生まれの仲川輝人に対してライバル心を燃やしている。仲川は昨季、リーグトップの15得点をマークし、得点王とMVPをダブル受賞。年末には日本代表入りも果たした。ヨーロッパの舞台で揉まれて帰ってきた昌子が、国内屈指の快足アタッカーをいかにして止めるのか。2人がマッチアップする場面には目が離せない。
両チームの2019シーズンの成績
横浜F・マリノス(1位)
34試合/22勝・4分・8敗(勝点70)/68得点・38失点
ガンバ大阪(7位)
34試合/12勝・11分・11敗(勝点47)/54得点・48失点
横浜F・マリノス対ガンバ大阪の試合日程、放送・配信予定
日程:2020年2月23日(日・祝)14:00キックオフ
会場:日産スタジアム
放送・配信時間(DAZN):14:00
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