J1とJ2の2カテゴリーの試合が開催された17日。J1は5試合が開催された。
ここまで互いに勝利なしと厳しい戦いが続いている横浜FCとべガルダ仙台の試合は、横浜FCが17分のDF袴田裕太郎のゴールで先制。後半に入って68分にもMF齋藤功佑の追加点があり、優位に試合を運んでいた。しかし、82分のFW西村拓真のゴールで仙台が1点差とすると、後半のアディショナルタイムにセットプレーから最後はDF吉野恭平が土壇場で同点弾を奪取。両者、勝点3を目指す中で、悔しいドロー決着となった。
今週に入って監督交代が起きた鹿島アントラーズは、アウェイで徳島ヴォルティスと対戦。徳島のダニエル・ポヤトス監督も初の指揮となることから、鹿島の相馬直樹新監督とともに初陣対決となった。試合は徳島がボールを持つ展開となったが、球際や走力のところで気持ちを入れ替えて挑んできた鹿島も応戦。31分に鹿島のDF町田浩樹がヘディングで先制点を奪うと、終盤は体を張った守備で徳島の攻撃を抑え、ウノゼロで勝利した。
その他の試合では、大分トリニータを破った柏レイソルが今季初の連勝。アビスパ福岡はFC東京を1-0で下し、6試合ぶりの勝利を手にしている。唯一の15時カードとなった湘南ベルマーレ対ヴィッセル神戸はスコアレスドローとなっている。
一方、10試合が開催されたJ2は、上位陣が軒並み勝利。首位のアルビレックス新潟はホームで金沢との上位対決となったが、途中出場のFW矢村健が値千金のゴールを奪って1-0で勝利し首位を堅持した。2位のFC琉球は、ホームで東京ヴェルディ相手に2-0の勝利。京都サンガF.Cは、FWピーター・ウタカのハットトリックなどでギラヴァンツ北九州から6-1の勝利を収めている。
■4月17日開催 結果
・J1第10節
横浜FC 2-2 仙台
徳島 0-1 鹿島
福岡 1-0 FC東京
大分 0-1 柏
湘南 0-0 神戸
・J2第8節
秋田 0-0 山形
大宮 0-1 愛媛
千葉 0-0 栃木
松本 3-3 甲府
新潟 1-0 金沢
京都 6-1 北九州
山口 1-0 群馬
長崎 0-3 町田
岡山 1-2 水戸
琉球 2-0 東京V
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