明治安田生命J1リーグは、16日に第33節の6試合が行われた。
今節は、2位・ガンバ大阪が横浜FCに2-0で勝利。開始1分にショートカウンターから矢島慎也のシュートをGK六反勇治が弾くと、こぼれ球を拾ったパトリックからボールを渡された倉田秋が押し込んでG大阪が先制する。
さらに、81分にもG大阪がカウンターを展開。ボックス左に入り込んだ倉田がシュートを放つとGK六反がセーブする。しかし、こぼれ球を拾った渡邉千真がシュートを放ち、再びGK六反が弾いたところをパトリックが押し込んだ。
その後、横浜FCは斉藤光毅に代えて三浦知良を投入。日本サッカーのレジェンドが自身の持つJ1最年長出場記録を53歳9カ月20日で更新したが、そのままG大阪が無失点で試合を終えた。
また、他会場では4位のセレッソ大阪がサガン鳥栖に1-2で敗戦。これにより、G大阪の2位フィニッシュが確定し、今シーズンの天皇杯とAFCチャンピオンズリーグ（ACL）出場権の獲得を決めた。
さらに、今年度王者・川崎フロンターレは3-1で浦和レッズに勝利している。11分にPKを獲得した浦和は、興梠慎三がJ1史上初となる9年連続での二桁得点で先制。しかし、後半に入ってからギアを上げた川崎Fが53分に守田英正、59分に三笘薫、61分に小林悠の得点で一気に突き放し、逆転勝利を飾った。この結果、川崎Fは今シーズンの総得点数を「85」に伸ばし、同クラブが2006年に記録したJ1最多得点数84を更新している。
■第33節 結果
・12月16日（水）
川崎F 3-1 浦和
横浜FC 0-2 G大阪
湘南 1-2 大分
清水 2-3 仙台
C大阪 1-2 鳥栖
広島 0-1 柏
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