名古屋グランパス 対 大邱FC の見どころ
ついにノックアウトステージが開幕する。今年のノックアウトステージは従来のホーム＆アウェイ形式ではなく、準々決勝から決勝までそれぞれセントラルベニューで開催されるシングルマッチ形式。一発勝負が続くことになる。
グループGに入った名古屋は、GSを難なく突破した。初戦のウノゼロ勝利で勢いに乗ると、そこから5連勝。そのうち4試合が無失点ゲームと守備力の高さをアジアの舞台で証明した。突破が決まった後の最終戦こそ引き分けはしたが、5勝1分での首位通過は堂々とした結果。ACL後、少し調子を落とした時期もあったが、最近は再び浮上してきており、ノックアウトステージでの戦いに期待が高まっている。
ラウンド16で相対するは、韓国の大邱だ。グループIでは川崎フロンターレにこそ2敗したが、それ以外の4試合を全て勝利して2位通過を決めている。大邱は[5-4-1]で硬いブロックを形成し、奪ってからのカウンターで前線の外国籍選手を生かす戦い方が中心となる。前線には驚異的なフィジカル力を持つエジガルが控えており、技術力の高いFWセシーニャも嫌なタイミングで絡んでくる。中盤にはMF西翼という海外を渡り歩いた日本人も在籍。厄介な相手であることは間違いないだろう。
この試合ではいかにゴールをこじ開けていくかがポイントになる。特に相手の堅守を壊していくためにも、サイドアタッカーの仕掛けが重要だ。サイドで主導権を手にすることで、積極的な攻撃を繰り出していきたい。調子が戻ってきたFWマテウスとFW前田直輝の両ワイドが鍵を握る。
守備には自信があるだけに、攻撃で相手を上回ることで勝利に近づきたい。注目の一戦は14日18時キックオフだ。
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ラウンド16
9月14日（火）
9月15日（水）
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