昨季、初の明治安田生命J1リーグの舞台で7得点を挙げ、大きなインパクトを残した横浜FCのMF松尾佑介は6日、オンライン取材に対応し、今季にかける思いを語った。
浦和レッズの下部組織出身の松尾は、仙台大を経て、2019年に横浜FCに特別指定選手として加入。J2で21試合6得点の活躍を見せ、チームのJ1昇格に貢献した。そして、2020シーズンより横浜FCに正式入団。初のJ1の舞台ではスピードとドリブルを武器にサイドからの積極的な仕掛けで敵陣を切り裂き、20試合7得点の記録を残した。
ただ、昨季は松尾にとって悔しいシーズンでもあった。調子を上げていたシーズン終盤に左肩鎖関節脱臼の怪我で離脱。最後までシーズンを戦い抜くことができなかった。松尾は怪我の期間を「手術が初めてで、試合を見るのは寂しい気持ちがあった」と振り返った上で「僕自身、気持ちが落ちている中で、家族や周りの人に支えてもらっていることをとても強く感じた。そういう人たちのためにも戦わなければいけないと感じている」と語り、今季のさらなる活躍を誓っている。
また、今オフには他クラブからのオファーもあったと言うが、強い意志を持って残留を決意したと明かしている。
「まだまだここで学ぶべきことがたくさんある。僕はこのチームでまだまだ成長できると思ったので、それが一番なんだかんだ背中を押してくれたと思います。そういう意味で迷いは全くなかったです」
今季の個人目標として「二桁得点は取りたい」と語った松尾。前線の選手が多く入れ替わった中で、経験豊富な選手たちと絡みながらどんな成長をしていくのか期待が高まる。
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