前回対戦
第5節:FC東京 2 - 0 浦和レッズ
2005年以降、わずか1勝と対浦和戦で非常に相性の悪いデータを叩き出していたFC東京だったが、この試合では立ち上がりから主導権を握り、前半44分にDF室屋成のクロスをFWディエゴ・オリヴェイラが合わせて先制に成功。先手を奪うことで試合を優位に進めていった。
後半も大きく流れが変わることなく、FC東京がチャンスを作り出していく。後半21分には相手のミスを逃さなかったFWアダイウトンが、長い距離を運んで最後は右足のシュートを一閃。ゴール左に突き刺し、リードを2点に広げた。終盤も巧みにゲームをコントロールしたFC東京は、そのまま2-0で勝利。MF橋本拳人のラストマッチに勝利で花を添えた。
成績
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浦和レッズ(9位:9勝3分7敗 / 勝点: 30 / 得点: 26 / 失点: 34)
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FC東京(3位:11勝5分5敗 / 勝点:38 / 得点: 35 / 失点: 27)
浦和レッズ 対 FC東京 見どころ
9位の浦和レッズと3位のFC東京。今後の上位争いで鍵を握りそうな両者が、水曜日に直接対決を迎える。互いに前節を落としているだけに、勝利が欲しい一戦だ。
浦和は前節、ホームで横浜FCと対戦。前々節の清水エスパルス戦に勝利し、連勝を目指した試合は、横浜FCのパスワークに翻弄されてなかなか鋭い攻撃を繰り出すことができず。逆に浦和ユース育ちのMF松尾佑介に2ゴールを奪われ、0-2の敗戦を喫した。
この悔しい敗戦から、いかに立て直すかが今節の鍵だ。前節は相手の土俵に引き込まれ、迫力のある攻撃を披露することができなかった。チームとしての攻撃面が機能しないと今節も苦しい試合になるのは間違いなく、そこで変化を加える選手の出現を待ちたいところ。中盤で違いを作るMF柏木陽介らの活躍に期待したい。
一方、FC東京は前節、敵地でサガン鳥栖と対戦。シュート数こそ相手を上回ったが、チャンスをことごとく決められてしまい0-3の敗戦を喫した。首位の川崎フロンターレ、2位・セレッソ大阪との差が開いてしまっただけに、今節は前節の悔しい敗戦を倍返ししたいところだ。
ただ、FC東京にとって嫌なデータなのは、2003年以降、埼玉スタジアム2002で勝利を手にしていないこと。前回はホームで久しぶりの勝利を飾ったが、敵地でも勝ち点3を得ることができるのか。チーム内で多くの得点を奪っているFWアダイウトンとFWレアンドロの二人には、今節も変わらず注目が集まる。
ミッドウィークに開催される上位対決。勝って凱歌をあげるのは、どちらのチームだろうか。
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