グループH
横浜FM 2-0 ホアンアイン・ザライ
首位に立つ横浜FMと、地元・ベトナムの3位・ホアンアイン・ザライ。グループステージ突破に前進していくためにも勝ち点3が問われる落とせない一戦だった。
序盤から攻勢を強めた横浜FMのアタッキングフットボールがゴールに迫る。11分にはデザインされたセットプレーからDF永戸勝也、15分にはFWエウベルのドリブル突破から最後はFWレオ・セアラ、19分にも渡辺皓太がいずれも枠内を捉える強烈なシュートを放つが、相手GKのセーブに阻まれてリードを奪えない。
それでもハイテンポのボール回しで攻撃の手を緩めない横浜FMに転機が訪れる。こぼれ球を拾ったレオ・セアラのワンタッチパスで最終ライン背後に抜け出した仲川輝人がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このPKをマルコス・ジュニオールが冷静に右隅に沈めて待望の先制点が生まれる。
その後は前半同様に数々のチャンスを作りながらも勝負を決定づける2点目が奪えない横浜FM。51分のレオ・セアラのヘティングもポストに嫌われ、反対に67分には大胆にパスを繋ぐホアンアイン・ザライのビルドアップにハイプレスを剥がされると、DFラインが下がって危ないピンチも迎えたが、GK高丘陽平が要所を締める働きぶりで同点を許さない。
そして勝利を決定づけたのは83分。途中出場の水沼宏太が蹴ったゴールから逃げる外巻きのボールをDF畠中槙之輔が高い打点のへティングを仕留めて2点差。このまま2点のリードを無失点で逃げ切った横浜FMが3連勝でグループ首位を死守し、グループステージ突破に前進している。
グループステージ最終節は、勝ち点「1」差の2位・全北現代モータースFCと直接対決。横浜FMは、引き分け以上で首位通過が決まる。ただし敗れた場合には、他会場の結果にグループステージ突破の命運は委ねられることとなる。
ACL 4月30日対戦カード
| Gr. | 時間 | 試合 | 解説・実況 |
|---|---|---|---|
| I第6節 | 18:00 | ジョホール・ダルル・タクジム vs 蔚山現代 | |
| I第6節 | 18:00 | 川崎フロンターレ vs 広州足球倶楽部 | 解：中西哲生 実：下田恒幸 |
| F第6節 | 20:00 | ライオン・シティ・セーラーズ vs 大邱 | |
| F第6節 | 20:00 | 山東泰山足球倶楽部 vs 浦和レッズ | 解：坪井慶介 実：野村明弘 |
| G第6節 | 20:00 | BGパトゥム・ユナイテッド vs 全南ドラゴンズ | |
| G第6節 | 23:00 | ユナイテッド・シティ vs メルボルン・シティ |
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