大岩剛監督が就任して初の活動を迎えたU-21日本代表は、7日から3日間の短期合宿をスタート。最終日となる9日には横浜FMとの練習試合を行った。
この一戦に向け、大岩監督はまず[4-2-3-1]のシステムを採用。GKには佐々木雅士(柏レイソル)が入り、4バックは右からDF半田陸(モンテディオ山形)、DF馬場晴也(東京ヴェルディ)、DF木村誠二(モンテディオ山形)、DF加藤聖(V・ファーレン長崎)が並んだ。中盤はダブルボランチをMF山本理仁(東京V)とMF藤田譲瑠チマ(横浜FM)が務め、2列目は右からMF甲田英將(名古屋グランパス)、MF鈴木唯人(清水エスパルス)、MF平岡大陽(湘南ベルマーレ)、トップには藤尾が起用された。
試合は立ち上がりからU-21日本代表が攻勢をかける。7分には「(半田)陸がクロスをあげるタイミングで、ファーにきそうな感じがした」と相手との駆け引きを巧みに制した藤尾がヘディングを沈めて先制点を奪取。22分には甲田のプレッシングで高い位置でボール奪取に成功すると、最後は藤尾が押し込んでリードを2点に広げた。
その後、相手にPKを沈められて1点を返されるも、41分には甲田が「自分の得意なところを思い切り出せた」と振り返るように、得意のドリブルから途中出場の鮎川のゴールをお膳立て。このまま前半を終え、3-1で折り返した。
後半は大幅にメンバーを入れ替えた中、55分にはMF宮城天(川崎フロンターレ)のクロスを世代別代表初招集となったFW小堀空(栃木SC)が押し込み4点目。67分にはFW櫻川ソロモン(ジェフユナイテッド千葉)の落としに鮎川が反応し、こ5点目を奪った。
攻守にアグレッシブな戦いを続けて5-1での勝利。試合後、大岩監督は「非常にいいアプローチができたと思う」としつつ、自身の見解を口にした。
「攻撃でも守備でも意図していたところがたくさんある中で、アクションを起こしたことで出てくるミスや成功、相手のミスによる成功、自分たちのミスによる失敗など、そういうものは想定していました。それをリカバリーしたり、他のところで強み出していくところを選手には伝えていて、そこでのアクションは起こしてくれたんじゃないかなと。しっかりコミュニケーションを取ってやってくれたと感じています」
月末に開催されるドバイ遠征に向けて実りの多い合宿になったようだ。
【得点者】
7分 藤尾翔太(徳島)
22分 藤尾翔太(徳島)
27分 失点
41分 鮎川峻(広島)
55分 小堀空(栃木)
67分 鮎川峻(広島)
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