ダビド・シルバに引退の考えはなし「プレーを楽しめている限り現役を続けたい」｜ レアル・ソシエダ ｜ FOOTBALL FREAKS #65

ダビド・シルバのフットボールに注ぐ情熱はまだまだ失われていないようだ。

2004－05シーズンのエイバル（当時2部）でデビューしたシルバにとって、レアル・ソシエダで迎えた今季はプロ17シーズン目。その長いキャリアの中で、4度のプレミアリーグ制覇に加え、ワールドカップ1回、UEFA欧州選手権2回の優勝など、数々の栄冠を勝ち取ってきた。

2020年8月には10シーズンを過ごしたマンチェスター・シティを退団。10年ぶりに母国スペインに帰還する決断を下した。ヨーロッパの覇権を争うビッグクラブを離れ、ラ・リーガの中堅クラブへ――。客観的に見れば、キャリアの終盤に差し掛かっている。そう捉えるのが自然だろう。

だが、今年1月に35歳となったベテランの頭の中に「引退」の二文字はない。今後について、D・シルバはDAZNの『FOOTBALL FREAKS』でこう口にしている。

「心身ともに健康でプレーを楽しめている限り現役を続けていきたい。この歳になると『いつ引退するの』と聞かれることもある。でも、せっかくのキャリアを簡単には諦めたくないんだ」

根っからの「負けず嫌い」でもあるというシルバ。その情熱が薄れないかぎり、スペインが誇るマエストロの挑戦が終わることはないだろう。