最終節で香川真司からのパスを起点にゴールを決めたシント=トロイデンの原大智を内田氏が称賛。「トラップで決まり」 ｜ 内田篤人のFOOTBALL TIME

ベルギーリーグのプレーオフ進出を逃したシント=トロイデンは、最終節でスタンダール・リエージュと対戦。この試合では香川が今季初スタメンに名を連ねると、GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW林大地、原も揃って先発出場を果たした。

この試合で魅せたのが原だ。前半22分、橋岡のヘディングのパスを受けた香川が前を向くと、原は相手の背後へとランニング。そこに香川から素晴らしいボールが送られ、原は華麗なファーストタッチから前を向き、ゴール左へとシュートを流し込んだ。これは香川にとって移籍後初アシスト。原は今季8点目となった。

ゴールシーンを振り返り内田氏は、原の素晴らしいトラップを称賛した。

「いいトラップしたね。ここで真司がパッと見た瞬間に裏へと動き出している。それでも、これはトラップで決まりですね。次に打てるところに置いたし、GKが出られないところ。後ろからくるボールは難しいけど、よく合わせたね。シュートも逆に撃ち抜いて上手です」

また、この試合では「狙っている形ではないかもしれないけど、狙うポイントとしてはファーサイドに飛び込まなければいけない場面」と解説したように香川のCKを起点に林もシーズン7得点目をゲット。橋岡も今季4アシスト目を記録してシーズン最終戦を終えている。